お酒を飲むとニキビが出来る?
お酒を飲むとニキビが出来る?
こんにちは、矢吹です。
3月に入りそろそろ送別会や、歓迎会のシーズンがやってきますね。
飲み会が増えてくると不安に思うのはやはりニキビのこと。
「お酒を飲むとニキビが出来る・・・」
そう思ってる人もいると思いますし、実際そうなる人もいるはずです。
そんな心配な人のために、今日は「ニキビとお酒」の関係についてお話していきます。
飲み過ぎはダメ
昔からお酒は「百薬の長」と言われていて、適量であれば体に良いとされています。
実際、少量のお酒は血中のコレステロールを減少させたり、血行改善の効果があり、
高血圧や狭心症、心筋梗塞のリスクが下がるといった調査結果も出ています。
しかし、それはあくまで適量の話。
飲み過ぎは当然体に悪いですし、肌にも悪いということになります。
飲酒の主なデメリット。
- 肝臓機能の低下
- ビタミンB群の消費
- 睡眠の質が低下
●肝臓機能の低下
お酒を飲みすぎると肝臓が悪くなるというのは、よく知られていることですね。
じゃあ、なぜ肝臓が悪くなるのかというと、肝臓には「解毒作用」があり、
体内の毒素を分解するという働きを持っているからです。
毒素というのが、お酒(アルコール)です。
お酒を飲み過ぎると、アルコールを分解するために肝臓が一生懸命
働かなければなくなり、やがて機能が低下してしまいます。
その結果、分解し切れなかった毒素は血液と共に全身を巡り溜まっていきます。
肌もその影響を受け、肌荒れ・ニキビが出来やすくなってしまいます。
●ビタミンB群の消費
アルコールを代謝するときに、大量のビタミンB群が消費されます。
そして、その中でも不足しやすいのが「ビタミンB1」。
ビタミンB1といえば、免疫力を高めたりエネルギー源となる大事な栄養素です。
お酒を飲み過ぎると、このビタミンB1が大量に消費され、
その結果、疲労物質が体に溜まり、新陳代謝が悪くなり
肌荒れ・ニキビが出来やすくなってしまいます。
●睡眠の質が低下
最後は、「睡眠の質の低下」。
お酒を飲むと眠くなってしまう人もいると思いますが、
アルコールには深い睡眠を減らす作用があり、睡眠の質を下げてしまいます。
つまり、浅い睡眠しかとれなくなってしまいます。
浅い睡眠しかとれないと、当然疲労はとれず、体の機能・修復も十分に行われません。
肌もターンオーバーが遅くなったり、止まってしまいます。
その結果、肌荒れ・ニキビが出来やすくなってしまいます。
肌にとってプラスはほぼ無い
このように、お酒はあくまで適量(少量)に留めておかなくてはいけません。
それが健康のためであり、肌のためです。
百薬の長だとはいっても、別に無理に飲む必要はありません。
むしろ、日本人は遺伝的にアルコールを分解する力が弱いこともあり、
お酒は飲まない方が体にとってプラスです。
飲み会シーズンがやってきますが、
適当な理由をつけてお酒はほどほど飲むだけにしましょう。
それでは今日はこの辺で。
次回もお楽しみに。