ケアをやめる
ケアをやめる
こんにちは、矢吹です。
ニキビに苦しむ人の中には、ニキビが治っていないにも関わらず
独自のケアをやめられない人が結構います。
これはニキビ暦が長い人に多く見られます。
長年色んな化粧品やケアをしてきたばかりに、知識や経験が豊富で
自己流のケアが出来上がって他の人の意見を聞き入れることが
出来なくなってしまうんですね。
そういう人は、ニキビを治すために「何かしなくてはいけない」
という焦燥感に強く囚われています。
何もしない方がいい
しかしニキビケアでいうと、
「何かしなくてはいけない」
「何か補わなければいけない」
「何かケアをしなくてはいけない」
という気持ちが過度なケアに繋がり、
それが原因でニキビになってしまうということがとても多いです。
私もそういうタイプだったので気持ちがよく分かるのですが、
そういう人は化粧品を色々使わないと不安で仕方がないんです。
「この成分で保湿力上げて、このエキスでニキビの炎症抑えて、
コラーゲン、ヒアルロン酸も与えて、即効性がある美白成分も・・・」
ってやってるから、
「化粧品をやめたらもっとひどくなるんじゃないか?」
と、恐くて化粧品が手放せないんです。
だから、ちょっとでも評判がいい化粧品があったらすぐ買ってしまう。
でも治らない。
また新しい化粧品を買う。
治らない。
その繰り返しです。
ニキビ暦が長いゆえに陥りやすい罠です。
でもね、ハッキリ言ってそれでニキビが治らないようなら、
化粧品なんて使わない方がいいんです。
自己流のケアなんてやめてしまってください。
「化粧品を使えば肌がキレイになる」という常識を捨ててください。
「常識=正しい」ではないんです。
正しいことは、皮膚の構造や役割を理解すれば全て分かります。
角層の役割、ターンオーバー、ニキビの原因などなど、
必要なのはそういった知識であって、
化粧品の知識ではないんです。
ニキビが治らないなら、
ケアをやめて、皮膚とは何か学んでみてください。
あなたにとって本当に必要な知識がそこにはあるはずです。
それでは今日はこの辺で。
次回もお楽しみに。