ニキビ跡の治し方
ニキビ跡の治し方
こんにちは、矢吹です。
今日のテーマは
「ニキビ跡の治し方」
です。
ニキビに関する悩みで多いのが、ニキビ跡ですね。
赤みや色素沈着、そしてクレーター跡。
ニキビ跡があるとどうしても肌が汚く見えてしまいます。
中には、ニキビはもう無いけど、
ニキビ跡がなかなか治らなくて悩んでいる人も少なくないと思います。
ニキビ跡は傷跡だから治りづらい
実際ニキビ跡は、ニキビよりも治すのに時間がかかります。
それはなぜかというと、
ニキビ跡というのは、「傷跡」と同じだからです。
肌に炎症が起きて、傷ついて、それが治った傷跡です。
あなたも切り傷、かすり傷など一度は経験したことがあると思います。
傷は治っても、傷跡ってなかなか消えませんよね。
ニキビ跡もそれと同じなんです。
消えるのには時間がかかるし、しかも何度も炎症を繰り返したり、
大きな炎症が起こった後のニキビ跡だと、更に時間がかかります。
雑誌やネットでは、
「私は○○の化粧水と△△の美容液を使ったら、
1~2週間でニキビ跡が薄くなっていきました。」
なんていう宣伝や口コミが多いですが、
皮膚科学的にそんな短期間で治るのは無理があります。
以前の記事でも話しましたが、ニキビ跡は、ターンオーバーの
サイクルに乗せてちょっとずつ追い出していくしかありません。
(※参照「ニキビ跡を早く消す方法」)
目に見えて薄くなっていくには、最低でも1ヶ月はかかります。
これは1ヶ月で消えるのではなく、
1ヶ月が経過する頃から徐々に薄くなっていくという意味です。
なので、ほとんど分からなくなるくらいまで薄くなるには、
3~4ヶ月、長いと1年はかかります。
ニキビ跡の色素沈着は、簡単には治らないと覚悟してください。
クレーター跡はセルフケアでは改善困難
ニキビ跡よりも更に治りづらいのが、クレーター跡です。
肌が陥没して凸凹になってしまっているニキビ跡です。
結論からいうと、
クレーター跡はセルフケアで治すのはほぼ不可能です。
理由は、真皮のコラーゲン繊維やヒアルロン酸が
切断されたり潰されてしまっているからです。
ターンオーバーはあくまで表皮細胞(角質)の生まれ変わりです。
その下の真皮は関係がありません。
だから、一度傷ついてしまうと回復はほぼ無理です。
潰れたままです。
スキンケアでどうこう出来るレベルではありません。
どうしても治したいなら、皮膚科や専門医に相談しましょう。
今はレーザー治療などであれば、治すことは可能です。
延々と無意味な化粧品でのケアをするよりも、
そちらを選んだ方が改善は早いです。
クレーター跡があるとないでは印象はかなり変わります。
悩んでいる人は思い切って治療を受けてみることをおすすめします。
それでは今日はこの辺で。
次回もお楽しみに。