冬の意外なかゆみの原因とは?
冬の意外なかゆみの原因とは?
こんにちは、矢吹です。
2週間ほど前から風邪にかかってしまいました。
常日頃からブログで「健康的な生活習慣を送りましょう」と
話していた当人が体調を崩すハメになってしまい何とも情けない限りです。
今は咳が出る程度でほとんど治りましたが、
今後も寒さに気をつけて風邪をひかないようにしないといけませんね。
皆さんも無理せず体調管理をしっかり行うようにしてください。
それでは今日のテーマ
「冬の体のかゆみの原因」
です。
ヒートテックが肌を乾燥させる
秋から冬にかけて気温が下がると体のかゆみが出てくる・・・
そういった悩みを抱えている人は少なくないと思います。
湿疹なのか蕁麻疹なのか、ただの乾燥なのか、原因はいくつか考えられますが、
その中で見落としがちな原因についてお話ししていきます。
- ヒートテック(発熱肌着)を着用している
今や冬のインナーの定番となっているユニクロの「ヒートテック」。
発熱・保湿するインナーとして非常に人気があります。
しかし、今このヒートテックが原因でかゆみを引き起こしてしまう人が増えています。
原因として考えられるのは、ヒートテック特有の繊維の性質によるもの。
ヒートテックのような発熱性がある機能インナーは、
「吸湿発熱繊維」といわれる汗などの水分を吸収して発熱する繊維を使っています。
そのため、乾燥肌の方が着用すると水分が奪われ更に乾燥してしまい、
体のかゆみを引き起こしてしまうのです。
実際、ヒートテックで湿疹や蕁麻疹を発症させてしまう人は多く、
「ヒートテック禁止令」を指示する皮膚科も増えているのだそうです。
これはユニクロのヒートテックだけでなく、
他のブランドの「発熱系機能インナー」にもいえることです。
そういった肌着・インナーは化学繊維で作られているので、
アトピーや敏感肌、小さな子供など肌が弱い人は着用は避けるようにしましょう。
また、胸や背中ニキビが治らないという人も、
意外とこの化学繊維が原因であることも少なくありません。
体にかゆみがある人や体のニキビがある人は、
インナーを綿100%のものに変えてみましょう。
綿でも十分温かさはあります。
他には、動物繊維もオススメです。
ウール(羊毛)やシルク(絹)、カシミア(山羊)などですね。
値段はお高いですが、肌触りは良く、
高い断熱効果があり、暑さや寒さから肌を守ってくれます。
また、化学繊維と違い吸水性は低いので、
肌の水分を奪い乾燥を悪化させることもありません。
肌の健康を保つためには、肌着・インナーは綿や動物繊維にしましょう。
それでは今日はこの辺で。
次回もお楽しみに。