美白洗顔料で、美白になるわけがない
美白洗顔料で、美白になるわけがない
こんにちは、矢吹です。
先日、ネットを徘徊してたらツイッターの面白いつぶやきを発見しました。
それがこちら。
美容院で美白洗顔料を手の甲につけられて、「これ、このあとふき取るともう片方の手と違いがわかりますよ」って言われたので、「こうやって少し冷たいものを付着させてふき取りしたら、色の差は血管収縮による差ではないかと思ってるんですが、どうでしょう」ってきいたら、セールストークが終了した
— あるみぴっぴ (@Alumi) 2015, 8月 15
なんとも痛快ですね。
要は、美白洗顔料で白くなったんじゃなくて、
「冷たいものをしばらく乗せて血管が収縮して赤みが引いただけなんじゃないの?」
ということを言ったわけです。
そして、それが正解というか図星だったため、販売員は何も言い返せなかったのです。
このツイッターの方は、騙されずに済みましたが、
実際はほとんどの人がこのトリックに気付かず、「わあ!この美白洗顔料すごい!」
となって何割かの人は購入してしまうでしょう。
実演販売のやり方としては上手いかもしれませんが、
やっていることはほとんど詐欺のようなものです。
実際には得られない効果を、さも得られるように見せて販売しているわけですから。
冷静に考えたら、洗っただけで肌が白くなったら恐いですよね。
漂白剤じゃあるまいし、人間の肌の色がそう簡単に変わるわけありません。
(漂白剤を使えば肌が白くなる、ということを言っているわけではありませんよ)
化粧品業界は、特にこういったウソが蔓延し、何とか商品を買わせよう買わせようとしてきます。
皆さんも騙されないように気をつけてください。
それでは今日はこの辺で。
次回もお楽しみに。